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害虫戦争(ユッコ) [園芸]

!!caution!!
今回の内容はご覧になるのに注意が必要です。
よほどのご興味がない限りは、リンクは決して開かないで下さい。
また、虫がダメな方は、この内容は一切見ないでください。
 

 

引っ越して半年、

庭いじり初心者はいろいろな敵と戦いました。

私はそもそも、ど田舎生まれなので

虫を見て「キャー」というほどではありません。

ですが、梅雨時期、我が家がヤスデに囲まれた時、

玄関先にアリがあふれかえっていた時には、

「田舎の一戸建て」というものの洗礼を受けた気分でありました。

山を切り開いた新しい住宅地、

我々の方が闖入者であることは間違いありません。

この状況下で、なんとか我々(人間と犬)の快適な暮らしを守らなくては。

 

調べてみると、

ヤスデは見た目こそムカデ似でアレですが、触るくらいでは毒ではなく、土を耕してくれるタイプの虫。

アリは、肉食なので、土の中に眠る害虫(コガネムシの幼虫など)を捕食してくれるかも。

ということは、苦労して植えた芝生のためには、いた方がいい虫のようです。

そこで私は、家のフチにぐるっと殺虫剤を撒き、

彼らとは距離を保って共存することにしました。

 

しかし平和は続きません。

すぐに、シンボルツリーのモミジ、ミモザ、

プランターに植えているケール、

植木鉢のハーブ(バジルとアップルミント)に

虫食いの跡が見つかりました。

 

ケールに付いていたのはアオムシモンシロチョウモンキチョウの幼虫)。

とにかく食欲旺盛で、卵の数もハンパない(1日100個とか)ので、毎日せっせと割り箸で駆除。

ミモザに付いていたのはシャクトリムシ。これも割り箸で駆除。

ハーブに付いていたのはベニフキノメイガ。すごく機敏なイモ虫

駆除が間に合わず、いったん、葉っぱを全部とって、室内に待避。

最もやっかいだったのが、モミジに付いていたヒロヘリアオイラガの幼虫。完全なる毛虫

「気をしっかり持って!」と自らを励ましながら、スプレー殺虫剤で始末しました。

 

趣味で植物を育てているはずなのに、 

こうなってくると、イモ虫アリに与えることが本業のようになります。

イモ虫相手にせっせと勤勉に働くアリを眺めるのはなかなかの見応え。

「ここにもし、アリ用殺虫剤を撒いたら・・・。でも撒かないけどね。」

なんて思いをめぐらすのは、まるで暇を持て余した神の遊び。

 

そんな風に攻防を続けていた私とイモ虫でしたが、

暑すぎたためか、夏の間は私の楽勝でした。

秋口はまたアオムシのシーズンらしいので覚悟していましたが、

それらしき姿は見えず。

しかし、ケールの中心に不気味な泡状のもの(卵?)を発見。

奥をよく見ると、さらに不気味なぶよぶよのイモ虫が。

ハイマダラノメイガの幼虫、「シンクイ」とも呼ばれる虫でした。

アブラナ科の葉っぱの芯に潜り込んで新芽を食べたり、とにかく悪質で宿主を殺す勢い。

今年のような高温少雨の時、大発生するとのこと。

しかもこのぶよぶよ、アリも寄ってきません。

私もこの虫が一番無理です。

 

この戦いは、急激に寒くなった今日も続いています。

はああ~、無農薬栽培はしんどいなぁ。

 

IMG_8411.JPG
庭に来る鳥なら追い払えるよ!(いち太)
鳥にイモ虫とってもらいたいのに!!

 


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