3日目の思い出・信州横断(ユッコ) [大分~東京5泊6日。車で。]
大分に引っ越してからというもの、とにかく私は高い山に飢えておりました。
車で東京に行く事になって、
つぼ☆は、「未知の山陰を通って、天橋立で股をのぞきたい」というテーマを掲げ、
私は「北アルプスを見たい」というテーマをリクエストしました。
旅の道筋を計画する時、京都(天橋立)から東京は、
普通に考えれば、名古屋経由であります。
山を見たいなら、名古屋から中央道もしくは国道19号→国道20号を通るルートです。
ただ、私が見たいのは、北アルプス。
中央アルプス+南アルプスでお茶を濁すか、大変悩みましたが、
もう少し北よりのルートはできないかと画策、
これしかない、と言うべき道路が国道158号でありました。
福井から、長野の松本を繋ぐ国道ですが、
このあたりを東西に結ぶ道は他になさそうで、大変貴重なモノに思えました。
北アルプスをちゃんと通ります。
おかげで、2日目の宿が高山になり、名古屋経由よりだいぶ遠回りになったのです。
午前中のうちに高山を出ました。
車はぐんぐん山へ向かっていきます。
連休初日で天気もよく、乗鞍や上高地では紅葉も見頃とあって(10月8日時点)、
平湯温泉は、結構な人出。
ここから我々は、岐阜と長野の県境の安房峠を越えるべく、旧道へ入りました。
そして私はこの時、ここに来た事がある事を思い出しました。
多分、10年近く前、私が名古屋にいて、つぼ☆が東京にいた頃。
いち太はいなかったし、車はこの車だっただろうか、レンタカーだっただろうか。
季節はいつ頃だっただろう。。。
ともかく、念願だった、九州にはない植生の、樹のトンネルに囲まれて、
我々は最高にハッピーでありました。
ここばっかりはオープンで来たかった。
安房峠を越えて、いよいよ懐かしい長野県。
安房峠から長野側。上高地の方。こういうのが見たかったの。
長野側に入ると一気に紅葉が進んだよう。
清々しい。
絶景だったけど、このあたり、紅葉見物のハイカーのと思われる路駐がぎっしり。
山を歩きたい人もギリギリまでは車で来たいのね。
つづら折りをパチンコ玉が落ちるようにコトコトと下り、
久々の信号で止まると、そこは上高地の入り口、釜トンネル。
満員のバスが、何台も何台もトンネルへ入っていきます。
どのバスからも、ワクワク感が伝わってきます。
きっと、ここいらのバス会社のバスはフル稼働。
バス乗り換え場まで、とにかく上高地行きシャトルバスとすれ違い、
駐車場はそこまで停めるの?というくらいいっぱいでした。
きっと今日の上高地はディ○ニーなみの賑わい。
私たちはそれを横目に、懐かしい松本まで下り、
懐かしい国道19号に出て、懐かしい塩尻峠を越え、
懐かしい諏訪湖を眺め、懐かしい山梨方面へと向かったのです。
高山の後は、まったり過ごしたいち太でした。
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